ランサムウエアとは、悪意のあるソフトウェアのことで、コンピュータウイルスやマルウエアの一種です。ランサムウエアは、あなたのパソコンに侵入して大切なデータを勝手に暗号化してしまいます。
そして、暗号化したファイルを元に戻すキーを引き換えに、金銭を要求します。
もし感染してしまうと、大切なファイルが暗号化されアクセスできなくなり、仕事ができなくなってしまいますよね。
それどころか、支払わないと「暗号化したデータをインターネット上に公開するぞ」と二重の脅迫を行い、支払わざる得ない状況に追い込み、あの手この手で金銭をせしめようとします。
しかも、犯人に金銭を支払ってもデータを取り戻せる保証はありません。
ランサムウエアに感染しないようにするためには、どうすればよいのでしょう。
ランサムウエアに限らず悪意のあるマルウエアに感染しないために、日頃から以下の三つを行うようにしてください。
- 毎月Windowsアップデートや、使用しているアプリケーションは常に最新版を使う。
- 不審なメールやリンクを開かない。
- 定期的にデータのバックアップを行う。
一見すると誰でも簡単にできそうですが、被害に遭う企業・団体は増えています。
また、被害に遭う企業は、中小企業が半数以上です。
では、ランサムウエアの被害に遭わないためには、どうすればよいのでしょうか。
- ウイルス対策ソフト
- 定期的にフルスキャンを実施してください(毎日〜週1度程度)
- 定義ファイル(パターンファイル)が更新されると、それまで検知できなかったマルウエアが検知できるようになります。
- メールパスワード
- 長く複雑なものにしてください(10文字以上数字記号を入れる)
- 使い回しせず、それぞれのサービスで個別のパスワードを設定してください。
- 二要素認証
- 本人確認のための秘密情報を二つ使用して認証する仕組みです(例:パスワード+認証アプリ)
- パスワードが盗まれたとしても、2つめの認証を突破できなければ実害は発生しません。
具体的にどうすればよいのかは、nolanにご相談ください。
あなたが被害に遭わないように、セキュリティのサポートを行います。